Pex Pitakpong
PEX PITAKPONG

1971年バンコク生まれ。1991年にシルパコーン大学でビジュアル・コミュニケーションアートを学び、1998年頃からタイの雑誌を中心にフリーのイラストレーターとして活動。その後、漫画やアニメなどのポップカルチャーへの関心を深め、ペインターとしてアーティストの道を志す。2015年にはオリジナルキャラクター「マリ」を生み出し、本格的にアーティストとしてのキャリアをスタートさせた。
彼の作品は、鮮やかで独特な色使いと、動物や植物、空想上の生物に扮した少年少女を特徴とする。キャラクターたちは、花言葉のように様々な人々の多様な生き方を象徴するメタファーとして機能し、幻想的な世界観を生み出している。
近年の主な展覧会に、「The Puppet & My Mind Records」(Central: The Original Store、バンコク 2022年)、「MARI’S PLAYGROUND AND MY SKETCHBOOK」(Trendy Gallery、バンコク 2023年)、「Welcome To My World」(NANZUKA UNDERGROUND、東京 2024年)などがある。